五感に伝えるコミュニケーション研修

コミュニケーション営業力強化 2020.08.20

 コミュニケーション研修は、基本的な研修として長年どの企業も各階層に取り入れられていることと思われます。コミュケーションには話すことと聴くことの両面がありますが、これからの時代はさらに「伝わる」コミュニケーション、そして心を傾けて「聞く」コミュニケーションが重要視されるようになります。

 

 コロナウィルスの影響により、オンラインでの会議や研修はかなり増加しているからこそこそ、オンラインの良さと、逆にオンラインの問題を考える機会にもなっています。コミュニケーションは言葉だけでなく五感の影響も強く、視覚、聴覚、体感覚は言葉よりも大きく影響しています。

 例えば、何故人はライブや舞台に足を運ぶのか。今の技術であれば、オンラインでライブも舞台も見ることができる時代です。実際、コロナウィルスの影響でライブや舞台が開催できない中、オンラインでのライブや舞台は配信され続けています。それでも、コロナウィルスの影響が終息すれば好きなアーティストのライブや舞台へ行きたいと思うはずです。そこには五感を刺激する空間があり、観客同士での共感の場が生まれるからです。

対面営業やサービスも規制される現在だからこそ、リアルなコミュニケーションの「場」は貴重な「場」となり、付加価値のある「場」に今後変化する可能性があります。

 コミュニケーション能力はリアルの場であれば、さらに五感に伝える能力が必要となりますし、お客様への対応や社内でのリアル会議でも同様です。そして、せっかくのリアルな「場」であるからこそ、相手の話しをしっかり「聴く」チャンスを活かすことも大切です。

 では、オンラインでは、どうかといえば、人気YouTuberやYouTubeのフォロワーの多い経済評論家の方々などを見ていただけると気づかされるのですが、やはり顔の表情が豊かであったり、わかりやすい説明であったり、オンラインでいかに相手に伝わるかを駆使されていることがわかります。リアルよりも、五感が伝わりにくいからこそ工夫をこらしていらっしゃるのだと思います。社内でのオンライン会議やオンラインでの営業に関しても、コミュニケーション能力の向上は、ますます必要になるのではないでしょうか。

 

コミュニケーション研修

相手の意欲を引き出すコミュニケーションとはどのようなコミュニケーシンなのか、伝わる「技術」と「あり方」について学んでいただき、コミュニケーションの本質を学んでいただきます。また、「傾聴」する「技術」も学んでいただき、相手の話しを引き出す力でもある「質問」する「技術」も学んでいただきます。ワークを中心に、座学ではなく体験し、自分の現在のコミュニケーション能力を確認していただく場にもなります。

 

株式会社シー・マインド 宮道京子