金沢信金、役職員に投資教育、DC利活用促す

コンサルティング 2020.01.24

金沢信用金庫(石川県、忠田秀敏理事長)は1月18日、石川県地場産業振興センターで役職員向けの投資教育を目的にした研修会を開催した。自身のライフプランにおける投資の重要性と、その方法について学んだ。

同信金職員の「企業型確定拠出年金(DC)の利用につなげる」(経営管理部)ことなどを目的に企画。投資商品販売支援システム「しんきん預かり資産ナビ」の営業支援ツールを企画・開発したノースアイランドの岩永慶子専務が講師を務めた。

岩永氏は、経済環境や公的年金制度の現状を解説。ライフイベントから逆算した資産の積み立て方法を示したほか、信託制度について「今後その重要性がより高まっていく」と指摘した。

営業店サポート部の中村史郎部長は「自分と家族のライフプランを考えて投資する経験は、顧客に提案するときに生かせる」と呼び掛けた。また、弁護士によるハラスメント防止の講義も実施した。