CMCセミナーレポート(3/4-5)第11回融資システムコース開催

銀行業務融資業務システム新入行職員向け 2021.03.17

融資業務を知り今後のシステム企画・開発に生かそう

 CMCセミナーの定例コース第11回融資システムコース「融資システムの概要と最新のシステム動向」が3月4日~5日の1.5日で開催された。

 講師は株式会社ebsのエグゼクティブフェローで日本ITイノベーション研究所の副理事長も務める清水亨氏だ。前職の東京スター銀行では勘定系システム更改プロジェクトを立ち上げ、共通業務や融資業務などの責任者としてオープン勘定系システムを構築。その経験をもとに講義を進めた。

 具体的には、①融資ビジネス・システムの最新動向②勘定系および融資システム概要③融資周辺④コーポレートファイナンスビジネス⑤住宅ローン証券化⑥オンラインレンディング⑦融資及び勘定系システムの今後などが説明された。

 そのうえで、清水講師のこれまでの経験・知識をもとに、金融システムの企画・開発者として注意する点なども話された。会場とオンラインのハイブリッドセミナーだったが、参加者からは予想以上に多くの質問が寄せられ盛り上がった。

 参加者の感想としては「時事問題や講師の経験が取り入られておりわかりやすかった」や「銀行全体のシステムが体系的に理解できた」などの感想があった。

セミナー後の講師から一言

 清水講師は「融資システム全体を網羅的かつ体系的に理解を深めていただき、また新たな融資サービスの動向を把握することで、システム企画、開発に役立てて欲しい」と述べ、参加者の今後の活躍に期待する。

セミナー参加者の内容評価