CMCセミナーレポート(5/14)第95回金融機関システム部門マネジメントセミナー「金融業界の最新動向とIT戦略」開催

デジタルシステム管理職向け 2021.05.26

フロント中心のニューITとバック中心のオールドITの分離が必要

 CMCセミナー定番の第95回金融機関システム部門マネジメントセミナー「金融業界の最新動向とIT戦略」セミナーが5月14日に開催された。

 講師は(株)金融ビジネスアンドテクノロジー代表の島田直貴氏。日本IBM出身で、金融コンサルティング部門の統括責任者だった。独立後も金融機関や金融関連団体のIT戦略アドバイザーを務めており、この世界の第一人者だ。その豊富な知識・経験やノウハウをもとに金融業界の最新の動向とIT戦略を講演した。

 具体的には、①金融デジタライゼーションの現状と未来②金融IT行政の動向③ポスト・コロナにおける金融DX戦略とIT企業④金融ITインフラの課題と展望⑤レガシー脱却の変革シナリオなどが説明された。

 参加者からは「日頃から課題意識を持っていた内容について、メディアでは決して知ることできない貴重な情報が得られた」との声や「情報量を含め大変満足」などの感想があった。

セミナー後の講師から一言

 島田講師は「金融DXの成否は、ひとえに現ビジネス・モデルから新ビジネス・モデルへの移行戦略によるでしょう。大きな絵を描いて小さく入るのも良いが、有意でスピーディな試行錯誤が求められます」と述べ、受講者の今後の活躍に期待する。

セミナー参加者の内容評価

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