CMCセミナーレポート(6/24-25)「第18回カードビジネス基礎研修」を開催

デジタル中堅行職員向け 2021.07.02

「キャッシュレスの浸透に合わせて顧客の行動が変化する。注視しよう」

 CMCセミナーの定例コース「カードビジネス基礎研修」が6月24日~25日の2日間開催された。

 講師は現代ビジネス法研究所の吉元利行氏と山本国際コンサルタンツの山本正行氏の二人。両氏とも、カード会社に勤務した経験や独立後の知識などを生かし、クレジットカードやデビットカードなどペイメントカードの生い立ちや仕組みを詳しく解説。そのうえに最近のキャッシュレスの動向や海外の動きがわかるセミナーである。

 具体的には、カードのハードウェアとカード決済の基礎知識を山本氏が担当。クレジットカード取引やデビットカード、プリペイドカードや法制度は吉元氏が担当した。またコロナ禍にある今、どのような課題があり解決には必要なことは何かなども吉元氏が講義した。

 参加者からは「海外動向も交えて話して頂いたので日本の課題もよくわかりました」や「質問をその場で講師に回答頂けたので理解が深まってよかった」などの感想があった。

セミナー後の講師から一言

 講師の一人の吉元氏は「会場とオンラインでのハイブリッドの講義でしたが、双方からたくさん質問をいただき、関心の強さを感じました。非接触が当たり前になった現状を背景に、キャッシュレス決済が急速に普及し、サービス内容も変化し、複雑化しています。講義で示した現状の問題点と課題を認識しながら、業務に取り組んでいただきたいと思います」と述べ、カード関連業務に関わる受講者の今後の活躍に期待する。

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