デジタル金融研究会レポート(7/25)7月例会「事例研究・みずほFGのデジタル戦略~生成AIの業務活用と規制対応について~」開催
システムデジタル管理職向け 2021.07.08「生成AIの施策は点ではなく面で考えましょう。効果を実感できます」
第6期デジタル金融研究会の7月例会は、みずほフィナンシャルグループを招き、「事例研究・みずほFGのデジタル戦略~生成AIの業務活用と規制対応について~」をテーマに7月25日開催した。
講師はみずほFGの執行役常務グループCDOの上ノ山信宏氏。同FGが現在取り組んでいる生成AI活用の現状と今後、そして規制への対応をどう考えるか、パネルディスカッションも交えて語ってもらった。
第1部は、上ノ山氏が講演。生成AI活用の現状や実務への応用例、利用者の声、そして今後の取り組みを具体的に説明した。
第2部は、finojectの代表取締役の三根公博氏をモデレーターとし、上ノ山氏とパネルディスカッションを実施した。三根氏の鋭い指摘にも関わらず上ノ山氏はざっくばらんに回答していったこともあり盛り上がった。
参加者からは「現場活用の事例を知ることができよかった」や「パネルディスカッションの二人の会話と説明がわかりやすく参考になった」などの感想があった。
研究会後のモデレーターから一言
モデレーターの三根氏は「三大メガバンクの一角を占めるみずほフィナンシャルグループでの、生成AIへの取り組みについての生々しい声を聴くことができて、参加者の皆様には大変有意義な時間だったのではないかと思います。今後に生かして欲しいです」と述べ、今後、他金融機関でも同じような取り組みが成功することを期待する。
研究会参加者の内容評価
