山陰合同銀、副業制度スタート

人事管理 2021.10.08

 【広島】山陰合同銀行は10月1日、副業制度を開始した。全行職員が対象。自己実現や成長の機会を広げるとともに、地域貢献につなげるのが狙い。個人事業に限定すること、銀行の業務に競合しないことなどの制限を設けた。

 想定する副業として、①中小企業診断士など公的資格に基づく講演・執筆活動②ヨガ・書道などの教授③芸能・芸術活動、ユーチューブ配信――を例示。申請があればコンプライアンス部署や法人営業部などと協議して諾否を判断する。

 人事部によると、9月末時点で複数人が申請の意向を示している。同部は「知見を広げ、銀行業務に生かしてほしい」としている。