CMCセミナーレポート(4/10-11)第124回収益管理・リスク管理コース「ALMの高度化へ向けた課題と方向性」開催

ALM/統合リスク 2021.11.01

「目先の動向に惑わされず、本来の目的を忘れず業務を遂行してください」

 CMCセミナーの人気コース「ALMの高度化への課題と方向性」が4月10-11日の1.5日間開催された。

 講師はPwC Japan責任監査法人でガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部のディレクター・小松宏忠氏が務めた。

 内容は、1日目は①ALMの概要②ALMの基礎知識~用語、簡単な統計的意味、手法③ALMの実務などを詳細に説明した。2日目は④ALM委員会における報告内容、そして最後に⑤当局規制とALMを講演した。

 参加者の評価は高く「最近の金融動向を踏まえながら基礎をわかりやすく教えて頂きました」や「ALMでは計測以外に重要なことがあることを教わりました」などの感想があった。

セミナー後の講師から一言

 講師を務めた小松氏は「今後金利のある不確実性の高まる世界を見据えて、これまでの体制や業務の見直し、検証は急務です。ダメージをイメージしてリスクをマネージすることを意識し、ALM、リスク管理体制を強化してください」と語り、今後のリスク管理部門に属する行職員の活躍を願った。

セミナー参加者の内容評価

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