コシキ・バリューハブ、DX人材育成の研修 地域銀で注目集まる

デジタル 2022.01.21

 データ分析サービスを手掛けるコシキ・バリューハブは、地域金融機関の経営企画や人事・総務部門のデジタルトランスフォーメーション(DX)人材育成に向けたシステムデザイン・マネジメント(SDM)研修の提案に注力している。

 SDMは、デザイン思考とシステム思考をかけあわせた研修。全体俯瞰(ふかん)を行い、構造化したシステムズアプローチが特長で、これまでに無かったアイデア出し(新価値創造)を目的とする。Z世代(1990年代~2000年代に生まれた世代)へ実施したアンケート回答から「未来の便利な銀行」という視点を生み出すワークショップなどを行っている。

 顧客体験(UX)向上を図るため、現在、地方銀行1行が採用の具体的検討に入っており、地域金融機関の複数行から引き合いがある。横並びのサービス提供からの脱却を図るための伴走型研修として提案を強化していく。