おかやま信金、預かり資産専担育成に注力、最短6カ月で集中教育
コンサルティング預かり資産 2020.04.17 【広島】おかやま信用金庫(岡山市、桑田真治理事長)は、預かり資産専担者の育成に力を注いでいる。最短6カ月間を教育期間と位置付け、通常業務から切り離して集中的に研修を実施。2020年も専担者候補生として4人を選抜して2月から育成に取り組んでいる。同様の研修制度は全国的にも珍しい。
同信金の研修は、長い育成期間を設定して集中的に座学や実践訓練を積ませるのが特徴。当初3カ月間を座学の研修期間とし、全運用機関の担当者を招いて扱う全65ファンドの商品知識などを習得。提案手法をロールプレイングで身に着けるほか、ターゲット先の抽出ノウハウも学ぶ。市場金融・コンプライアンス・事務統括各部による研修など庫内教育も充実。期間中に数十回にわたってロープレを繰り返し、ビデオ撮影で自分の姿を確認しながら話法スキルの向上を目指す。