CMCセミナー開催(7/2)コンプライアンスの管理態勢について

コンプライアンス 2020.07.07

株式会社CMCのセミナー事業を継承した株式会社日本金融通信社は7月2日、事業継承後、初のCMCセミナーを開催した。テーマは、第67回金融機関コンプライアンスセミナー「コンプライアンス・リスク等を踏まえた管理態勢のあり方」。講師は、金融監査コンプライアンス研究所代表の宇佐美豊氏が務めた。

近年、企業のコンプライアンス違反行為が数多く報道されており、金融機関でも不祥事が発生しているのが現状だ。高い倫理観を求められるなか、倫理・コンプライアンス教育の質的向上が求められている。また、金融行政においても「金融検査マニュアル」の廃止や「コンプライアンス・リスク」など変化しており、新たなコンプライアンス態勢の構築が必須。

セミナーは、コンプライアンス・監査など本部管理部門の担当者を対象に実施。コンプライアンス・リスクの解説や新たな金融環境を踏まえた教育のあり方などについて実務的な観点から講義を行った。宇佐美氏は、「コンプライアンスの自律的実施とその管理態勢が重要」と強く訴えた。

参加者からは「非常に参考になった」「コンプラ教育のあり方が参考になった」などの感想が挙げられた。

 

講師:宇佐美豊