持続可能で、離職率の低い組織に変化するための「1on1研修」
マネジメントコーチングキャリアデザインモチベーション向上 2020.07.27今、なぜマネージャー(管理職)とメンバー(部下)の1on1が重要視されるようになってきたのか。
働き方改革による影響で、時間短縮やテレワークを増やしていこうとしていた矢先に、新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークも日常的になる時代が到来しています。多くの企業でマネージャーがメンバーと面談する目的は、これまで、目標の進捗状況や表層的な問題の確認など、メンバーを評価する上での“確認”であったのではないでしょうか。
しかし、これから持続可能な企業となり、離職率の低い組織に変化にしていくために、マネージャーがすべきことは、メンバーと頻繁に意味あるコミュニケーションをとりながら、メンバー自身が主体的に考え、動けるようサポートすることです。今までのような、「教える(ティーチング)」ではなく、「コーチング」や時には「カウンセリング」のコミュニケーションスキルが必要になり、メンバーの“モチベーションコントロール”が求められます。また、上から目線のコミュケーションではなく対話中心のコミュニケーションが必要です。
1on 1では、以下の状態をマネージャーが作り出すことが大切です。
- 安心・安全の場をつくれたか
- 7割から8割、メンバーの話しを聞けたか(メンバーが話す割合)
- 自分自身を自己開示できたか
- 部下の内発的動機を確認することができたか
- 部下の仕事やプライベートに対する現在のストレスを聞くことができたか
- 今後のキャリアについて伴走して一緒に考えることができたか
- 目標について主体的に発言させることができたか
- メンバーの強みにフォーカスしてアドバイスすることができたか、またはプラス思考で聴くことができたか
- 1on 1終了後、メンバーの表情はすっきりしていたか、満足していたか
- 次回に向けてスモールゴールを共有でき、励ましの一言を言えたか
1on 1はすぐに結果がでるわけでも、またすぐに上手にできるようなものではありませんが、試行錯誤しながら続けていくことが重要です。
シーマインドの1on 1研修
これからの時代のマネジメントはどのように変化していくか、若手社員の価値観の変化を知り、その中で1on 1に求められている役割はどのような役割なのか、そして1on 1からどのような成果をうみだしていくかを学んでいただきます。スキルとしては「傾聴スキル」「意味のある質問力」「安心・安全な場のつくりかた」などを習得。座学ではなく、実際にワークで「対話」することを経験し、グループ討議で意見交換もしていただきます。
株式会社シー・マインド 宮道京子