CMCセミナーレポート(8/6-7)第97回収益管理・リスク管理コース「ALMの高度化へ向けた課題と方向性」

ALM/統合リスクリスク・収益・内部管理中堅行職員向け管理職向け銀行業務 2020.08.21

ALMの基礎知識を学び業務に生かす

 金融機関において収益管理の重要性は益々高まっている。そのなかでCMCセミナーの人気コース「ALMの高度化への課題と方向性」が8月6-7日に開催された。

 講師はPwCコンサルティング合同会社で金融サービス事業部に属するシニアマネージャーの小松宏忠氏が務めた。
 内容だが、1日目は①ALMの概要②ALMの基礎知識~用語、簡単な統計的意味、手法などの詳細説明を講演。続いて2日目は③ALMの実務④ALM委員会における報告内容ときて、最後に⑤当局規制とALMを話し終了した。

 今回はセミナーとして初めて、会場での講演をオンラインで同時配信した。参加者の80%がオンラインで視聴した。

 参加者からは「ALMの基礎的な考え方とLIBOR廃止の行方は参考になった」との感想があり、概ね好評だった。

セミナー後の講師から一言

 講師を務めた小松氏は「ALMは経営に影響もたらすシナリオをどのように策定するかが鍵です。昨年末には想像もできなかった環境下にあって、あり得ないシナリオはないという前提で、研修内容を業務運営に活かしてください」と語り、リスク管理部門に属する行職員の活躍を願った。

セミナー参加者の内容評価

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