CMCセミナーレポート(11/18-19)第107回収益管理・リスク管理入門コース「信用リスク管理の基礎」開催
銀行業務リスク・収益・内部管理信用リスク中堅行職員向け 2020.12.02「信用リスク管理は銀行業務のなかで重要な位置づけを占めている」
CMCセミナーの人気コース「信用リスク管理の基礎」が11月18日~19日の2日間開催された。
講師は有限責任あずさ監査法人の曽我部淳氏と荒井清太氏の二人。二人とも大手銀行に在籍し、その後あずさ監査法人に入所。信用リスク管理態勢や統合的リスク管理態勢の高度化に関わってきた。信用リスク管理の基礎からバーゼル規制、そしてリスクアペタイト・フレームワーク(RAF)やストレステストを加えた話をわかりやすく解説した。
具体的に1日目は、①統合的リスク管理のフレームワーク②信用リスク管理高度化に係わる個別論点③バーゼル規制の概要を説明。2日目は①リスクアペタイト・フレームワーク(RAF)②RAF・リスク管理に活用するストレステストなどを豊富な事例を交え丁寧に話した。
今回のセミナーで取り扱った内容は金融機関の経営管理・リスク管理、或いは今後のフォワードルッキングな引当の対応に繋がるので、少しでも実務の参考になっていればと願っている参加者からは「信用リスクの大枠を理解でき満足」や「RAF、ストレステストなどの考え方や傾向が整理でき参考になった」などの感想があった。
セミナー後の講師から一言
講師陣からは、「今回のセミナーで取り扱った内容は金融機関の経営管理・リスク管理、或いは今後のフォワードルッキングな引当の対応に繋がるので、少しでも実務の参考になっていればと願っている」と述べ、参加した金融機関行職員の今後の活躍に期待する。