CMCセミナーレポート(4/18-19)第119回収益管理・リスク管理コース「ALMの高度化へ向けた課題と方向性」開催

ALM/統合リスク 2022.10.26

「金利のある世界が見えてきました。慌てず落ち着いて対応しましょう」

 CMCセミナーの人気コース「ALMの高度化への課題と方向性」が4月18-19日の1.5日間開催された。

 講師はPwC Japan責任監査法人でガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部のディレクター・小松宏忠氏が務めた。

 内容は、1日目は①ALMの概要②ALMの基礎知識~用語、簡単な統計的意味、手法③ALMの実務などを詳細に説明した。2日目は④ALM委員会における報告内容、そして最後に⑤当局規制とALMを講演した。

 参加者の評価は高く「今後、金利のある世界を見据えたALM業務のあり方を学ぶことができた」や「シナリオシミュレーションやアクションプランは参考になった」などの感想があった。

セミナー後の講師から一言

 講師を務めた小松氏は「今後、金利上昇という、金融機関の多くの現役職員が経験したことのない局面を迎える可能性が高まってきました。自社のポートフォリオをよく理解し、ダメージをイメージして、マネージしていってください。」と語り、今後のリスク管理部門に属する行職員の活躍を願った。

セミナー参加者の内容評価