CMCセミナーレポート(2/7)第107回金融機関内部管理コース「マネロン内部監査の高度化へ向けた課題と方向性」開催

リスク・収益・内部管理 2023.01.05

「マネロン内部監査は高度化が求められています。頑張りましょう」

 CMCセミナーでは久しぶりの「マネロン内部監査の高度化へ向けた課題と方向性」が2月7日に開催された。

 講師はのぞみ総合法律事務所の弁護士・山田真吾氏。講師の山田弁護士は昨年まで金融庁に在籍していたこともあり、同庁の問題意識を把握したうえで、その経験や知見を内部監査部門に所属する受講者たちにわかりやすく丁寧に解説した。

 セミナーでは、①金融当局が求める内部監査について②マネロン体制整備の水準の変化③マネーロンダリング監査の進め方を講演した。

 参加者の満足度は高く「経験に基づいたわかりやすい解説で大変参考になった」や「よかった。今後も継続して開催して欲しい」などの感想が出ていた。

セミナー後の講師から一言

 講師の山田弁護士は「マネロン対策の分野において、対策を高度化させるためには、監査部門の存在が欠かせない。経営陣や2線と議論することで、大いに存在意義を発揮していただきたい」と語り、内部監査部門に属する行職員の活躍を願った。