CMCセミナーレポート(2/22)第118回収益管理・リスク管理コース「バーゼル規制の基礎(2024年版)」開催

リスク・収益・内部管理 2023.04.06

「バーゼル規制は第一の柱が重要です。しっかり理解しましょう」

 CMCセミナーの定例コース「バーゼル規制の基礎(2024年版)」が2月22日に開催された。

 講師は常葉大学准教授の秋山盛氏(博士(商学)早稲田大学)が担当した。メガバンク等大手銀行や外資系銀行での在籍経験があり、バーゼル規制の基礎として第一の柱を手厚く講義し、その後第二の柱、第三の柱を講演した。

 具体的には国内基準行をメインに、①バーゼル規制の概要②信用リスク・アセット③最終規則(改正告示)での変更点④証券化エクスポージャー⑤マーケットリスク相当額/オペレーショナル・リスク相当額⑥事例集などを話した。

 参加者からは「バーゼル規制の概要がよくわかった」や「改正告示での変更点が理解できた」などの感想があった。

セミナー後の講師から一言

 秋山講師は「バーゼル規制は金融機関運営の根幹であり、さまざまな環境の変化を踏まえて、さらに新たな規制へと改定される可能性もあることから、報道、書籍、セミナー等を通じて、常に最新の情報を確認され、自組織のサステナブルな運営に役立てていただくよう希望します」と述べ、参加した金融機関行職員の今後の活躍に期待する。

セミナー参加者の内容評価