CMCセミナーレポート(7/11)第108回金融機関内部管理コース「金融内部監査入門」開催

コーポレートガバナンスコンプライアンス 2021.07.21

「準拠性監査、リスクベース監査は重要です。まずここから固めましょう」

 CMCセミナー恒例の「金融内部監査入門」が7月11日に開催された。

 講師はのぞみ総合法律事務所の弁護士・山田真吾氏。講師の山田弁護士は昨年まで金融庁に在籍していたこともあり、同庁の問題意識を把握したうえで、その経験や知見を披露。特に内部監査部門の経験が浅い受講者に向けてわかりやすく丁寧に解説した。

 セミナーでは、①内部監査の定義、目的、機能②金融当局が求める内部監査について③リスクベース監査の実務④経営監査~内部監査高度化に向けて~講演した。

 参加者の満足度は高く「内部監査の定義、目的について深く理解することができた」や「講師の話し方が非常にわかりやすかった」などの感想が出ていた。

セミナー後の講師から一言

 講師の山田弁護士は「内部監査については、専門化・高度化が求められる一方で、従前から要求されている準拠性監査も軽視できず、より一層の活躍が求められている」と語り、内部監査部門に属する行職員の活躍を願った。

セミナー参加者の内容評価

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